こんにちは根黒ぷれ子です。
今日はベタの飼育、繁殖に適した水草を紹介していくよ。
小さめの水槽で飼育することもあるベタ。
ヒレがとても大きなベタ。
一体どんな水草が適しているのだろう?と思っている人は是非参考にしてみてほしいんだ。
ベタの水草選びは案外気を使うことが多い
ベタって水草選び難しくないです?
あーうん、いいところに気がついたね。
でたー上から目線!うっざ!
……そこまで言うことある?
はい、そんな感じで今日はベタの水草選びのお話だよ。
実はね、ベタの水草選びって結構難しいんだよね。
特にヒレが大きいタイプ。
あのヒレをね、水草に引っ掛けて破っちゃうときとかもあるんだよ。
ベタを飼育しているとわかると思うんだけど、なんか隙間とかに入りたがったり、ちょっとしたところをくぐったりしたがるんだよね。(個体差はあるけどね。)
そしてその時に引っかかってしまうというわけだね。
そんなお魚だから、ちょっと水草選びには気を使わないといけないんだ。
ベタの飼育に適した水草
さてここからベタの飼育に適した水草を紹介していくよ。
アマゾンフロッグビット
ベタのオスは特に「泡巣」を作るから、そのとっかかりになるようなものが水面に浮いていると良かったりするよね。
つまり浮草。
ホテイアオイとかは室内で育てるのはちょっと難しいから、アマゾンフロッグビットなんかが良いね。
浮草はある程度の光量を求めるものも多いから、そのあたり注意しておこう。
あと浮草で水面を覆いすぎてはいけないよ。ベタは空気中からも呼吸をするからね。
最低でも三分の一は水面を開けておくようにしよう!
サルビニア・ククラータ
サルビニア・ククラータも浮草としては使いやすいよ。
私はベタ飼育のときには結構これを使うね。
見た感じも可愛くて、ベタによく似合うと思うんだ。
うん、本当にね、いい感じにベタに似合うんだこの水草は。(私の主観だけども)
マツモ
浮かべて育つ、柔らかい。
そういう理由からベタの水槽に入れる人も多いよ。
増え過ぎでベタの泳ぐスペースがなくならないように注意しよう。
私はベタの水槽にマツモを使う時は、泳ぐののじゃまになりにくいように、長くなりすぎたら適度な長さで切ってしまうよ。
ベタの飼育に向かない水草
ベタの飼育をする上で向かない水草というのも覚えておこう。
ちょっとややこしいけれど、ここから紹介する水草は「必ずしもダメだというわけではない」というところにも、注目して見ていってもらえると嬉しいかな!
葉の硬い水草
冒頭で話したとおり、ベタの飼育にはヒレを傷つける可能性のある硬い水草は向いていないと言われるよ。
ただレイアウトや葉の密度次第では、ベタが上に乗って休んだりしていい感じになったりもするんだ。
アヌビアス・ナナなんかを配置する時は、ベタが通り抜けやさなんかを考えて使うようにしよう。
たまにやたら泳ぎが下手というか、すぐひっかけるベタがいたりするからそういう場合は使わないほうが無難だけどね。
底の方で密生する水草
あんまり底の方で密度高く育つ水草は、餌などが中に落ちるとベタが取れなかったりするんだよね。
そうすると汚れが溜まってしまう。
うまくいけば水草が分解してくれるんだけど、必ずしもそういうわけではないんだ。
だから底の方で水草を密生させる場合は、水換えの時に汚れを一緒に水草の間から吸い出すようにしてあげたりするといいよ。
大型の水草
ベタの飼育容器はそう大きくないことが多いよね。
だからあんまり大きくなる水草は最初から植えないほうがいいよ。
大きさのある水槽ならいいんだけど、ベタは他の魚より「水深が深い環境」を苦手としていたりする一面もあるから、そのあたりも考えておいてあげてほしいんだ。
ベタの繁殖に適した水草は?
ベタの繁殖は結構激しいものだから、メスの逃げ場として水草を利用したりすることがあるんだよね。
よく使われるのがウィローモスだね。
あと、今日話したとおり浮草はオスの泡巣を安定させるのに使ったりできるよね。
そのあたりは、繁殖のテクニックと合わせて覚えてもらうといいから、ベタの繁殖に向いている水草について知りたい人は↓の記事を見てみてね。
ベタの繁殖は必ず水草が必要だというわけでもなかったりするんだけど、水草から良い効果を得たりすることもあるからいろいろと知っておくといいと思うんだ!
まとめ
さて、ベタの水草の話どうだったかな?
ベタ水槽に水草を植えるポイントは「ベタが泳ぐスペース」をしっかりとること。
あのヒレをばっちり広げられるようにしてあげたいというところだね。
つまり、メスのベタやオスでもヒレの短いプラカットの場合は、水草のレイアウトをもう少し複雑にしやすいということでもあるかな。(限度はあるけどね。)
あと水草は柔らかいものが多いからあんまりないのだけど、挟まり事故には気をつけてたいね。
そんなかんじでゆとりをもたせていけば、ベタの飼育で使える水草の幅はグッと広がるよ。
そんな時に失敗しないためには、まずベタの水槽に無理して水草を植えず「ベタがどんな動きをする魚なのか」ということを観察して覚えること。
それからベタに無理がないように、事故が起きないように水草を選んで植えていくといいよ。
そんなかんじで今日も読んでくれてありがとう。
ベタの飼育に関しては↓の記事にまとめてあるから、水草以外にもベタの飼育についてわからないことがある人は是非読んでみてね。
名人、おつかれさまです。
記事がいっぱい増えてますね。
いっぱいネタを用意されていたのですね。
お忙しい中、おつかれさまです。
ベタというと浮草のイメージがありますが、他にも気を付けないといけないことも多いのですね。
硬い葉でヒレをバッサリの可能性もありますからね。
闇の天使さんこんにちは!
最近少し記事の更新すすめれているよ!
ベタは確かに浮草のイメージあるよね。
色んな意味で相性が良いと私は思うんだ。
ぷれ子さん、萌菜さん今晩は。
「泡巣作りには浮き草」ですが、
「マツモ」や「アナカリス」何かを
どっかり入れて「ジャングル」を作る
と言う方法も、ショップの方に
聞いた事が有ります・・・。
と言うのは、繁殖行動中に、
執拗に追いかける雄と、鉢合わせない
ように逃げ場を作る為だそう。
しかし、
「遊泳スペース」が無くなってしまっては
それはそれで・・・。
「ストレス」や「負荷」が掛からない
ように調整するのも大事かもしれないですね。
「ああっブレーカーが落ちなければ・・・。」
↑トラウマ(笑)
青い3298さんこんにちは。
逃げ場を作るために水草たくさん。
この作戦は確かにあるね!
その辺のバランスづくりがほんとベタの繁殖って難しいよね。
ブレーカー……本当に怖いよね。
simple is best ニムファ系が大好きですよ~
ニムファの葉の下を泳ぐベタ。確かにとてもいいかも!
とてもためになりました❗
いつかベタを飼いたいと思ってて、繁殖も狙ってるので、とてもためになりました‼
高校受験が終わったらゆっくりベタを飼おうと思います‼
ユウトさんこんにちは!
参考になってくれてよかった!高校受験がんばってね!応援しているんだ!
サルビニア興味あります。
ウチのレッドドラゴンはタイニムファと育てています。球根付きですが繁殖凄すぎて根も葉も凄いです。
katsさんこんにちは!サルビニア、すごく素敵だよ!
タイニムファにベタ、すごく似合いそうだね!
ぷれ子さん、こんにちは。
ベタに水草と言ったら、やはり浮草でしょうね。
アマゾンフロッグピットは定番ですし、サルビニア・ククラータも仰るとおり可愛くていい感じになりますね。うん、共感します。
一方で、最近の私はベタ飼育=繁殖がメインになっていますので、浮草と言えど使い勝手が悪いものは敬遠しています。例えば、根が長く伸びるものとか大型化するものは水槽内の観察の際に邪魔になりますし、ミジンコウキクサのように増殖スピードの速い浮草は、水槽に手を入れる際に邪魔になります。
今回は水草水槽から繁殖用水槽に移行させたこともあって、タイニムファの浮き葉が泡巣の足がかりとしてとても有用でした。浮き葉のふちに沿って稚魚が集まっている様は実に可愛らしかったですよ。いやはやお見せしたかった。
最後に、どうしても水草水槽にベタを合わせてみたい方にはプラガット、もしくはスプレンデンスグループのワイルドベタがおススメです。
うん、完全に私の好みですね。
cory-paradiseさんこんにちは。
ベタってほんと水面にある葉が似合う気がするよね。私の好みなんだけど!
でもあるよね、自分の好みって。
そういう好みにあった水槽ってずっと見ていられるもんね…。
ミジンコウキクサ使うと大変…うん、よくわかるんだそれ…